スキージャンプのワールドカップで史上3人目で日本人初の4戦全勝をした小林陵侑選手。
凄い勢いで頭角をあらわして話題になっていますよね。
結構、イケメンでスキージャンプに興味はないけど小林陵侑選手個人に興味をもった人も多いのではないでしょうか?
小林陵侑選手って?出身は?
小林陵侑 選手は1996年11月8日生まれで、岩手県岩手郡松尾村出身のスキージャンプ選手です。
彼がスキーを開始したのは5歳の時であり、小学校1年生の頃には早くもジャンプに始めていました。
ただし高校時代まではジャンプだけでなく、ノルディック複合に取り組んでいたのです。
しかも全日本中学大会では、史上2人目となるジャンプとノルディック複合の2冠を達成する等、早い段階で頭角を現していました。
高校を卒業した後には、スキージャンプ界のレジェンドと呼ばれる葛西紀明氏が選手兼監督を務める土屋ホームに入社しています。
成績とポイントの経緯
そんな彼がワールドカップ デビューを果たしたのは、2016年1月23日です。
ただし一時帰国する選手の代替メンバーとしての出場となり、団体戦が8位、個人戦は7位という結果でした。
その後も数試合参戦したものの、目立った結果は残せず総合で42位という成績で終わりました。
ただし次の2016~2017年シーズンからは、遠征組に選ばれてシーズン通しての参戦となったのです。
ところがが世界の壁に阻まれる形で、最高順位は33位であり、1度もポイントを奪えずにシーズンは終了しました。
もっとも次の2017~2018年シーズンも開幕から遠征組として参戦を果たしたのです。
すると最高で6位に入る等して前年よりも優れた結果を残し、総合24位でシーズンを終えました。
ただしこの時点まではまだ、世界レベルでは納得出来る結果を残せずにいたのです。
ところがそんな小林陵侑 選手は、2018~2019年シーズンに入ると一気にブレイクを果たしました。
2018年11月18日に行われた開幕戦で自己最高の3位となり、初めて表彰台にのぼりました。
更に翌週の11月24日にフィンランド・ルカで行われた第2戦では、138.5mを飛んで見事に初優勝を果たしたのです。
その後も快進撃を続けた結果、史上最多タイの6連勝を飾りました。
お陰で2018~2019年シーズンのワールドカップ のポイントで現在1520ポイントとなっていて2位のカミル・シュトッホの1109ポイントに大きな差で暫定ながら首位という成績を残しているのです。
小林陵侑 兄弟でオリンピックも?
彼がここまでの選手に育った大きな要因として、スキージャンプをするのが当たり前の環境だった事を挙げる事が出来ます。
というのも小林選手は4人兄弟で、全員がスキージャンプを行っているというちょっと特殊な一家です。
特に兄の潤志郎さんと姉の諭果さんの存在が彼にとって大きく、2人共にスキージャンプ選手として豊富なキャリアと優れた結果を残していました。
なので陵侑選手もそんな2人を見て追い掛ける形で、スキージャンプの技術力を磨ける環境だったと言えるのです。
ちなみに弟の龍尚さんも中学全国大会4位、全国高校スキーで2位入る等、将来を期待させる結果を残しています。
将来、表彰台を兄弟で占める日がくるかもしれませんね。
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